✓顔の産毛が気になる
✓くすんで疲れ顔に見える
✓顔の印象を良くしたい
✓スキンケアの効果をもっと高めたい
ひとつでも当てはまった方へ、ホームケアでシェービングを
トライしてみませんか?
長年、人の顔を剃ってきた理容師がセルフシェービングの基本を
お伝えします。
鏡を見るたび、うっすら気になる”顔の産毛”。
自分でお手入れできたらいいのに…と思ったことはありませんか?
やってみたいけど、ちょっと怖い…カミソリって難しそう、
肌が荒れないかな?そう思ったことがある方も大丈夫です!
肌に優しいやり方で整えると、お肌のトーンがふわっと上がり、
スキンケア製品の浸透もアップします。
メイクをされる方は、メイクのりも良くなりますよ。
用意するもの…乳液やオールインワンジェル、
ドラッグストアなどで買えるカミソリ。図のようなものです。
泡じゃないの?と疑問に思われる方がいるかもしれませんが、
剃るときに泡は不要です。カミソリの滑りがよいものがいいです。
洗うは洗う、剃るは剃るで別ものとして考えた方がいいです。

1、洗顔後、顔に乳液などをのばす
カミソリの滑りをよくするために、まぁまぁたっぷりつけてください。
2、カミソリの運行は上から下へ
カミソリを進める方向とは逆方向に肌を引っ張りながら、カミソリをペタッと肌に寝かせてつけ、優しく滑らせるように剃っていきます。図の矢印のように、基本は上から下に向かって剃っていきます。目の下などのように、細かいところは下からの場合もあります。大切なのは、同じ場所を何回も剃るのは避けることです。おでこの生え際はギリギリまで剃ってしまうと、境目が不自然に直線的になってしまうので、生え際は1センチくらいは残した方がいいです。鼻の下や口周りなどは口を膨らませたり、舌で下から押したりすると剃りやすいですよ。

3、全体を剃り終わったら、ぬるま湯で流す
顔は基本的に熱いお湯は避けましょう。肌に必要な皮脂まで奪ってしまうからです。ぬるいなぁと感じるくらいがいいです。
4、タオルで拭くときは押さえふきで
産毛を剃った後の肌は、デリケートになっています。ノー摩擦を心がけましょう。
5、化粧水をたっぷりつける
産毛を剃った後の顔は、水分をよく吸う状態になっています。畑に例えると、雑草や小石を取り除いたあとに水をまくようなものです。ここでもノー摩擦を心がけ、ひたひたと押さえながら化粧水を入れていきましょう。
6、乳液・美容液・クリームなどをつける
肌は水分だけでなく、油分も必要です。よくニキビや皮脂が気になって、水分だけでとどめてしまう方もいますが、実は逆効果になっちゃうことも。水分を入れた後は、乳液などでフタをしてあげるイメージです。水分の蒸発を抑えて、皮膚バリアを作ってあげましょう。
いかがでしたか?セルフで剃れる範囲は限られていますが、印象はとても変
わると思いますよ。
慣れないうちは力が入ってしまったり、気になるところを数回剃ってしまっ
たりして、ピリつきがあるかもしれません。
何か違和感を感じたときは、冷やすか保湿をしてあげれば、時間が経つと治
まることがほとんどです。
万が一切ってしまったら、治るまでお大事にしてくださいね。
シェービングは、男性が理容店で散髪の後にやってもらうものという認知が
多いですが、女性の結婚式のためのブライダルシェービングも有名です。
私は、シェービングはスキンケアにとても有効なものだと考え
ています。あれこれスキンケア製品を試してきたけど、疲れちゃった。
とか、美容外科までは考えてないし…という方にも良い美容法です。
肌環境を整えて、トラブルの起こりにくい健やか肌に育てていけるからで
す。ちょっと大げさに聞こえてしまったかもしれませんが、長年人の顔を剃
ってきて、自信を持って言えます。
ぜひスキンケアのひとつとして取り入れてみてくださいね。
耳やもみあげなど、セルフではできないところはプロにお任せくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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